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こころの状態を推定できる非接触型環境センサの実用化に一歩 ~ストレスが少なく集中しやすい環境設計システムの発展に期待~

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こころの状態を推定できる非接触型環境センサの実用化に一歩 ~ストレスが少なく集中しやすい環境設計システムの発展に期待~

掲載日:2023/3/30

千葉大学大学院融合理工学府博士前期課程2年の紅林勲氏と統合情報センターの小室信喜准教授、大学院工学研究院の平井経太准教授、関屋大雄教授は、大学院人文科学研究院の一川誠教授(山口大学時間学研究所客員教授)とともに、人間の認知機能に影響を及ぼしうる室内環境データ(温湿度やにおい、照度、音量、CO2濃度、微粒子、気圧など)を取得するセンサネットワークシステムおよびそれらの環境データと時間情報から、その環境内にいる人間のこころの状態(情動状態)を推定するシステムを開発し、環境データのみを用いてその環境にいる人の4種類の情動状態(ストレス度、覚醒度、疲労度、快適度)の状態を高い精度で推定することに成功しました。

本成果は、ストレスの少ない環境や集中しやすい環境の設計、メンタルヘルスの評価などに幅広く応用できることが期待されます。

本研究成果は、国際科学誌 Internet of Things で2月25日に公開されました。

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