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矢貝史樹先生(グローバルプロミネント研究基幹・工学研究院共生応用化学)が第17回(令和2(2020)年度)日本学術振興会賞を受賞

掲載日:2020/12/21

矢貝史樹先生(グローバルプロミネント研究基幹・工学研究院共生応用化学)が第17回(令和2(2020)年度)日本学術振興会賞を受賞されました。

【日本学術振興会賞概要(日本学術振興会HPから一部抜粋)】
我が国の学術研究の水準を世界のトップレベルにおいて発展させるためには、創造性に富み優れた研究能力を有する若手研究者を早い段階から顕彰し、その研究意欲を高め、研究の発展を支援していく必要があります。この趣旨から日本学術振興会は対象分野を人文学、社会科学及び自然科学にわたる全分野として、平成16年度に日本学術振興会賞が創設されました。
本表彰は、国内外の学術誌等に公表された論文、著書、その他の研究業績により学術上特に優れた成果を上げたと認められる者のうち、表彰年度の4月1日現在、45歳未満の若手研究者に対して日本学術振興会長が表彰するものです。
選考基準は1)創造性・独創性に富み、卓越した研究業績を上げていること(研究業績)、2)将来更なる研究の発展が見込まれ、世界をリードする研究者に成長すると期待されること(将来性)となっています。

受賞した矢貝先生の研究タイトルは「トポロジカル超分子ポリマーの開拓」です。

【当該研究の受賞理由(日本学術振興会賞HPから抜粋)】
有機機能材料は、化学構造だけでなく、トポロジー(空間的位置関係)によって大きく影響を受ける。生体中のタンパク質は精密なトポロジーを基礎として、高い機能を発現している。しかしながら、π電子系化合物のトポロジーを制御する手法はこれまで十分に研究されてこなかった。矢貝史樹氏は水素結合やπ-π相互作用といった非共有結合を用いる超分子化学的な手法で、π電子系化合物の組織化における曲率を制御してトポロジーを創出し、構造多様性を持つ超分子ポリマーを創製してきた。また、超分子ポリマーが光や力学刺激に対して、構造特異的な挙動を示す動的な材料であることも見いだしている。
このように、矢貝氏は、π電子系有機化合物の高次な組織化構造を精緻に制御する研究開発を行い、独創的で顕著な業績を挙げている。これらの研究成果は、有機機能材料の開発手法に新しい学理を提示しており、材料化学の進歩に大きく貢献するものである。

【参考】

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