「カテゴリー」の分類は本校の学部編成と必ずしも一致しません。

写真

  1. パテーベビー9.5mm撮影機,Pathe-Baby Camera(皮ケース付き)No.047374
  2. パテーベビー9.5mm映写機,Pathe-Baby(手動式)ケース入り、製造番号;No.62713
  3. パテーベビー映写機,Pathe-Baby(手動式)、PB-EX(工学部N-2-1)
  4. シネコダック、Model K
  5. アイモ35mm撮影機,Bell & Howell Eyemo(皮ケース入り、工学部N-2-540)
  6. アイモ35mm撮影機,Bell & Howell Eyemo(皮ケース入り、工学部N-2-540)
  7. デブライ35mm撮影機,Devry Chicago Motion Picture Equipment(皮ケース付)
  8. 8mm撮影機、Bell & Howell Duolex-S(皮ケース付)Model 7418(No.60548)
  9. 8mm撮影機、Hakko-Seiki m-8-m(陸登研二科)
  10. 8mm撮影機、Cine Elmo 8-AA
  11. 8mm撮影機、Cine Elmo 8-AA
  12. 8mm撮影機、Elmo 8-S Zoom Auto-Eye(皮ケース付No.248854)(工短N-2-5)
  13. 8mm映写機、Elmo F80(工短N-3-12)(No.59887)
  14. Speed Graphic Camera(Ser. No.25895)
  15. 電子閃光露光装置(エバトロン) Electronic Flash Unit, Evertron model AT-3(L-4-1)
  16. 引伸機とカラーコントローラ,Kodak Colour Enlarger Model 2, Megatron For use with the Kodak Colour Enlarger
  17. Colourtron, Photo-Equipment Control Unit Type 12
  18. アンソニーカメラ
  19. アリフレックス16mm撮影機一式
  20. 映写レンズ(4本)
  21. 16mmフィルムスプライサー(接合器)
  22. 16mmエディター
  23. 16mm映写機(Bell & Howell)
  24. Yashica Editor(No.PE1100025)(工学部ろ-8-503)
  25. マミヤフレックスC型プロフェッショナル(マミヤ光機)
  26. シバデン SV-700 Video Taperecorder(Ser.No.010013)
  27. National Video Camera VY-53T(Ser. No.011497)ISO規格品
  28. ナショナル NV-3020SDビデオレコーダー(工学部N-30-T2)
  29. ビクターステレオテープレコーダ(千大工S-14-100)
  30. コダック視覚濃度計(Kodak Densitometer model 1)
  31. Hellia 420mm, 1:4.5
  32. Nicola Persheid 480mm, 1:4.5
  33. オーリコンカメラ(Auricon Cine Voice)Synchronous Auricon Cine Voice model CM-72A(-FM).16mm Sound-on Film Camera, Filmagnetic(Serial No. SS6-31692).
  34. オーリコンカメラと録音装置一式
  35. エルモ16mm映写機
  36. エルネマン・B型35mm映写機
  37. 峰尾スライドプロジェクター
  38. 2連シンクロナイザー
  39. 古典的写真入りの額縁(有賀長敏氏の寄贈品)
  40. レオナルド・ダ・ヴィンチの動画
  41. エジプトの壁画(レスリングの動画)
  42. 猪の壁画(動画)
  43. ギリシャの壷(支柱付)
  44. プラキシノスコープ(Praxinoscope)
  45. ストロボ高照度装置,東芝SX-2-B
  46. スタジオ用大型ストロボ照明装置
  47. ニコン・シャドウグラフ
  48. Joyce Loeblマイクロデンシトメータ
  49. パナコピー・スライドプロセッサーカメラ,KV-3500
  50. パナコピー・スライドプロセッサーカメラ,KV-5500
  51. ワンカラースライドプリンター,KV-100M
  52. 組立カメラ一式
  53. 写真密着プリンター
  54. 折畳式写真修整台

パテーベビー9.5mm撮影機,Pathe-Baby Camera(皮ケース付き)No.047374

[製造年]S20.5.26(N-2-1)9.5mm撮影機(手廻し一式)

[製造会社]Made in France, Brevete en France S.G.D.G.et al'Etranger マガジン;Chsrgeur Pathe-Baby、鶏のトレードマーク

[付属品等]Kynor 1:3.5(No.55614)F3.5, 5, 7, 10, 14 Continsouza Paris

[サイズ(cm)]19 × 6 × 13

[重量(kg)]1.2

[寄贈箇所など]S63.4.1庶務係へ供用換

[備考]
1928年にゼンマイ式のA型カメラ、1931年12月にB型が輸入された。当時は露出・現像法・増感法などの基礎技術の習得が大変であった。9.5ミリのパンクロフィルムは1932年に入ってきた。大正14年(1939)頃に日本で大量に発売された。カメラはF3.5の固定焦点レンズ付で、ハンドクランプで撮影する。フィルムの中央に1コマ1個のパーフォレーションがあり、専用のマガジンに10mのフィルムが入っていた。パテベビーの標準撮影速度は14コマ/秒、その後16コマ/秒となる。

▲ページの先頭へ

パテーベビー9.5mm映写機,Pathe-Baby(手動式)ケース入り、製造番号;No.62713

[製造年]

[製造会社]Made in France, Brevete en France S.G.D.G.et al'Etranger マガジン;Chsrgeur Pathe-Baby、鶏のトレードマーク

[付属品等]

[サイズ(cm)]22 × 14 × 34

[重量(kg)]3.85

[寄贈箇所など]

[備考]
手回し式で、映写電球は12V,0.5A。フランスのパテー社より1923年頃売り出す。当時のパテーベビー映画には自動停止装置が付いており、タイトル等の動きの無い場面ではフィルムに切り込みを入れて、49コマ(約3分半)ストップモーションで映写された。そのため10m弱の映画フィルムで、約30分間も上映できた。

▲ページの先頭へ

パテーベビー映写機,Pathe-Baby(手動式)、PB-EX(工学部N-2-1)

[製造年]S20.5.26(N-3-6)

[製造会社]

[付属品等]

[サイズ(cm)]34 × 13 × 44

[重量(kg)]2.9

[寄贈箇所など]S63.4.1庶務係へ供用換え

[備考]
手回し式で、映写電球は12V,0.5A。9.5mm手廻し式パテ用映写機、当時のパテーベビー映画には、ストップ装置が付いていて10m弱の映画フィルムで約30分間上映された。日本では大正14年頃に本格的に発売され、日本最初の小型映画クラブ「ベビーシネマクラブ」ができた。

▲ページの先頭へ

シネコダック、Model K

[製造年]1930年

[製造会社]

[付属品等](皮ケース付)レンズ;Kodak Anastigmat F1.9, 25mm、撮影速度;8、16コマ/秒

[サイズ(cm)]26.5 × 12 × 15.5

[重量(kg)]2.67

[寄贈箇所など]S33.11.27(N-2-6)文部省より、S63.4.1庶務係へ供用換え

[備考]
100フィートスプール巻の両パーフォレーション16mmフィルムを使用する。レンズはバヨネット式で、絞りはF1.9, 2.8, 3.5,  5.6, 8, 11, 16の位置でクリックストップする。巻き上げクランクによるゼンマイの力で撮影するが、透視ファインダーを使って画面を見ながら撮影できる。

▲ページの先頭へ

アイモ35mm撮影機,Bell & Howell Eyemo(皮ケース入り、工学部N-2-540)

[製造年]1926年

[製造会社]made in U.S.A.

[付属品等]レンズ;Taylor-Hobson Cooke Cinema Lens 47mm, F2.5(No.149560)

[サイズ(cm)]35 × 17 × 23.5

[重量(kg)]7

[寄贈箇所など]S50.8.29(気象庁より管理換、S15.8.15取得)Model 71A?(前面が少し異なる)

[備考]
スタンダードのオートマティック・モーションピクチュアカメラ(No.B-2278)です。1926年製のゼンマイ駆動式35mmムービーカメラで、透視ファインダーを通して毎秒16コマで撮影する。シャッター開角度が160°であるので、シャッター速度は1/36秒となります。この当時の撮影機はハンドメイドのために多くの型が存在し、アイモ・オートマティックの機種を探すのにアメリカからカタログを取り寄せて調査していただきました。

▲ページの先頭へ

アイモ35mm撮影機,Bell & Howell Eyemo(皮ケース入り、工学部N-2-540)

[製造年]1926年

[製造会社]made in U.S.A. No.B-2134(工学部N-2-3) Model 71A(ゼンマイ巻上げレバーが異なる)

[付属品等]レンズ;Taylor-Hobson Cooke Cinema Lens 47mm, F2.5(No.149560)

[サイズ(cm)]35 × 16.5 × 21.5

[重量(kg)]7

[寄贈箇所など]

[備考]
1926年製のゼンマイ駆動式35mmムービーカメラです。透視ファインダーを通して毎秒16コマで撮影する。シャッター開角度が160°であるからシャッター速度は1/36秒となる。※アイモとデブライをはじめ映画機材の型式と製造年等に関して、映画テレビ技術協会理事であった伊藤二良氏と本学の三位信夫名誉教授のご協力をいただきました。

▲ページの先頭へ

デブライ35mm撮影機,Devry Chicago Motion Picture Equipment(皮ケース付)

[製造年]S20.5.26(N-2-2) 35mm箱型。 DeVry 100FK(Model A,1952年製),DeVry 090FK(1947年製)

[製造会社]made in U.S.A.(No.3001)

[付属品等]

[サイズ(cm)]37 × 12 × 26

[重量(kg)]

[寄贈箇所など]

[備考]
このデブライ撮影機も多くの機種が存在する。カタログとの照合から1947年製のDeVry 090FKか1952年発売のマジックアイA型の何れかです。また、映画関係の古い図書の中に昭和12年(株)岡本洋行発行の「ディヴライカメラ使用の栞」と「ディヴライ映写機使用の方へ」があり、映写機兼用のタイプも存在したようです。

▲ページの先頭へ

8mm撮影機、Bell & Howell Duolex-S(皮ケース付)Model 7418(No.60548)

[製造年]1963年発売

[製造会社]レンズ;Thru-the-lens, Electric eye zoom lens, F1.8, 9-27mm

[付属品等]

[サイズ(cm)]29 × 9 × 23

[重量(kg)]2.5

[寄贈箇所など]

[備考]
TTL方式で9mm〜27mmの3倍ズームレンズ付8mmムービーカメラです。付属のハンドクリップを取付けると、片手で適正露光の撮影ができます。撮影はオートとマニュアルの切替があり、内臓の光量を1/4にするNDフィルターを使って露光調整ができる。フィルムはダブル8方式ですが、専用のカートリッジ入りですので、初めにサイドマーク「1」を上にしてカメラに入れて蓋をすれば撮影できます。片側の撮影が終了したらカートリッジを裏返して、サイドマーク「2」を上にして撮影します。

▲ページの先頭へ

8mm撮影機、Hakko-Seiki m-8-m(陸登研二科)

[製造年]]S23.10.11(N-2-5)

[製造会社]

[付属品等]

[サイズ(cm)]11 × 6 × 13

[重量(kg)]

[寄贈箇所など]

[備考]
撮影コマスピード;8,16,24,32.戦前にあった8ミリカメラの一つで、戦争で消滅した。1931年に16ミリの画面の1/4の大きさの8ミリ映画が開発された。これは16ミリフィルムのパーフォレーションの間にもう1つパーフォレーションをあけ、25フィートのスプール巻で発売。このタイプのフィルムは、まず片側25フィートを撮影し、その後スプールを上下入れ替えて反対側25フィートを撮影。16ミリ幅で現像処理後に、半幅に切断して8ミリ映画にした。これをダブル8ミリフィルムと称した。その当時の機種である。

▲ページの先頭へ

8mm撮影機、Cine Elmo 8-AA

[製造年]昭和32年(1957)発売のエルモ8mm8AA(527664)

[製造会社]エルモ社

[付属品等]レンズ;Zunon 13mm(No.23133),Zoom lens;Nominar シングル8ズーム, F2.8 Zeika Optics(No.5408)付

[サイズ(cm)]

[重量(kg)]2.2

[寄贈箇所など]

[備考]
この撮影機はダブル8用のムービーカメラです。8mmフィルムは16mm幅で1フィートが80コマであり、毎秒16コマ撮影が標準です。従って、25 フィートのスプール巻フィルムは片側で125秒、両側で250秒撮影できます。シャッター開角度が165度、シャッター速度は1/32秒、フィルム送りは 8,16,24,32コマ/秒です。この機種は国産8ミリカメラの草分け的存在であったエルモ8ミリA型からスプロケットドラムを無くしてフィルム装填が楽に出来るようにしたものです。ボディ側面に露出表があり、ファインダーも大型で見易くなっています。

▲ページの先頭へ

8mm撮影機、Cine Elmo 8-AA

[製造年]S32.9.16(N-2-501)、エルモ8AA,F1.1

[製造会社]エルモ社

[付属品等]レンズ;Zunon 13mm(No.24474) 1.1, 1.4, 2, 2.8, 4, 5.6, 8, 11, 11, 16

[サイズ(cm)]19 × 14 × 7.5

[重量(kg)]1.4

[寄贈箇所など]

[備考]
16ミリ幅のダブル8、25フィートスプール巻フィルムを使用する。シャッター開角度が165度で1/32秒のシャッタースピード、フィルム速度は、 8、16、24、32コマ/秒。国産8ミリカメラの草分け的存在であったエルモ8ミリA型からスプロケットドラムを無くしてフィルム装填が楽に出来るようにした。ボディ側面に露出表があり、ファインダーも大型で見易い

▲ページの先頭へ

8mm撮影機、Elmo 8-S Zoom Auto-Eye(皮ケース付No.248854)(工短N-2-5)

[製造年]S36.3.30(N-2-508) エルモ8S

[製造会社]エルモ社

[付属品等]レンズ;Elmo Zoom Lens, F1.8, 10-30mm(No.914719)

[サイズ(cm)]21 × 11 × 18.5

[重量(kg)]2.05

[寄贈箇所など]

[備考]
ダブル8タイプ25ft巻フィルムを使用する8ミリ撮影機です。フィルムのASAスピードをセットし、絞りをオートにすれば適正露光で撮影できる。また専用のグリップでズーミングをしながらの撮影も簡単にできます。 1965年に国際新規格の8ミリフィルムが誕生した。コダックのスーパー8と富士写真フィルムのシングル8がそれで、生フィルムはそれぞれ専用のマガジンに入っているので、専用の撮影機が必要であった。撮影後のフィルムは全く同じ規格の画面になる。この当時8ミリフィルムには、シングル8とスーパー8、ダブル8の3種類が存在した。

▲ページの先頭へ

8mm映写機、Elmo F80(工短N-3-12)(No.59887)

[製造年]

[製造会社]エルモ社

[付属品等]Elmo Projection Lens F1.4, 20mm(No.847663)、500Wの映写電球使用

[サイズ(cm)]27 × 21 × 37

[重量(kg)]8

[寄贈箇所など]

[備考]
映写終了後のフィルムを急速度で自動巻き返しする機構があり、また明るい1コマ停止映写もできます。この映写機は音が静かで操作が簡単、耐久性もよいものです。テープレコーダの音と同調させる装置も付属しています。

▲ページの先頭へ

Speed Graphic Camera(Ser. No.25895)

[製造年]

[製造会社]

[付属品等]レンズ;kodak Ektar Lens, 127mm, F4.7(RO2737)

[サイズ(cm)]30 × 19 × 22

[重量(kg)]2.86

[寄贈箇所など]

[備考]
スピードグラフィック4×5は航空写真や集合写真の撮影とプレスカメラとして、日本では戦後に愛用された機動性に富んだ堅牢なカメラです。エクター 127mmレンズは鮮鋭度がよく、4×5サイズに対して広角のため、目測でシャープな画像が撮れる。焦点合わせはレンジファインダーとピントグラスで行える。このカメラにはレンズシャッターとフォーカルプレーン・シャッターがあり、レリーズはボディレリーズとフラッシュガンのソレノイドが使える。

▲ページの先頭へ

電子閃光露光装置(エバトロン) Electronic Flash Unit, Evertron model AT-3(L-4-1)

[製造年]

[製造会社]Kawasaki Electronics Co. Ltd.(Ser. No.587)

[付属品等]

[サイズ(cm)]17 × 17 × 16

[重量(kg)]1.46

[寄贈箇所など]

[備考]
 

▲ページの先頭へ

引伸機とカラーコントローラ,Kodak Colour Enlarger Model 2, Megatron For use with the Kodak Colour Enlarger

[製造年]S43.3.25(N-4-101)コダックカラーエンラージャ,モデル2(長瀬)

[製造会社]Made in England

[付属品等]

[サイズ(cm)]44.5 × 55.5 × 150

[重量(kg)]

[寄贈箇所など]S63.4.1庶務係へ供用換え

[備考]
このカラー引伸機には特定なフィルターを装着した8個のフォトセルが、引伸機のベローズ内のレンズ周辺に配置されている。この装置の基本操作は、次の様に行う。1)「1」のノブにより青のフォトセルに達する光をイエローフィルターで、赤のフォトセルに達する光をシアンフィルターで調節して、青と赤のフォトセルの電流を等しくする。2)「2」のノブを動かして、緑のフォトセルと青のフォトセルの電流が等しくなる様に、グリーンとマゼンタフィルターを調節する。使用できるネガサイズは、J135,120,127である

▲ページの先頭へ

Colourtron, Photo-Equipment Control Unit Type 12

[製造年]

[製造会社]Made in England

[付属品等]

[サイズ(cm)]110 × 80 × 105

[重量(kg)]

[寄贈箇所など]フジカラーサービスよりの寄贈品

[備考]
白色光源の減法混色によるオートカラープリンターです。光源に24V、200Wランプを2灯使用しているので、プリント時間が短い。プリントは白色露光でスタートすると、R,G,Bフィルターの付いた3個のフォトセルで3色分解し、ペーパーの3層のそれぞれが適正に露光される様に、Y,M,Cフィルターが順次入って露光される。ロールペーパーは127mm以下の2種類が使用でき、ネガサイズはハーフサイズ(18×24mm)から6×9cmサイズまで使用できる。プリント能力は1000枚/時です。

▲ページの先頭へ

アンソニーカメラ

[製造年]

[製造会社]立原製作所

[付属品等]

[サイズ(cm)]70 × 90 × 160

[重量(kg)]

[寄贈箇所など]

[備考]
ポートレート撮影用のスタジオカメラで、4×5インチ、カビネ、8×10インチ判のフィルムサイズが使用できるように、それぞれのピントグラスと取枠がある。このカメラに使用するポートレート撮影用レンズとして、Hellia 420mm, F4.5とNicola Persheid 480mm, F4.5 があります。ヘリアーは10×12インチサイズの撮影が可能な大口径レンズです。一方のニコラペルシャイドは、1925年にドイツの肖像写真家ニコラ・ペルシャイドが考案した特殊軟焦点レンズで、球面収差と色収差を適度に残すことにより、シャープな画像の周りに柔らかなボケが生じて肉眼の印象に近い自然な描写が得られます。※上記の2本の大口径レンズは、現在入手出来ない貴重な物です。

▲ページの先頭へ

アリフレックス16mm撮影機一式

[製造年]S40.3.25(N-2-520)

[製造会社]16mmアリフレックス(ナック)

[付属品等]

[サイズ(cm)]

[重量(kg)]

[寄贈箇所など]

[備考]
一眼レフ式の16ミリカメラです。このカメラは撮影レンズからの光が光軸に対して45度の角度に傾斜させたミラーシャッターを使用している。また、フィルムの輸動部分にはレジストレーション・ピンがあり、1コマ毎に確実に停止できる。専用マウントにはSchneider-Kreuznach Arriflex-Cine-Xenonの10mm, 25mm, 50mmの3本のレンズが装着してある。ズームレンズにはP. Angenieux Paris 12-120m(No.1148570)があります。8Vの電源バッテリーとアニメーションモータ及び400 ft.マガジン等が付属し、今でも充分に活用できます。

▲ページの先頭へ

映写レンズ(4本)

[製造年]

[製造会社]

[付属品等]

[サイズ(cm)]14.5 × 15.5 × 6.5

[重量(kg)]0.9

[寄贈箇所など]

[備考]
1)KO-ON Projection Lens, F1.8, 3inch(No.21070)。
2)Komitz 5"" ダルメイヤー, London, Ser. ・・(No.137285)。 
3)Graf Optical Co., 4"", Front。 
4)Snaplite Jonior Kollmorgan Optical Corp., 4.25"", Front(No.12983) Brooklin, New York

▲ページの先頭へ

16mmフィルムスプライサー(接合器)

[製造年]

[製造会社]Eiken Co.

[付属品等]

[サイズ(cm)]28 × 28 × 28

[重量(kg)]6

[寄贈箇所など]

[備考]
トリアセテートベース・フィルムが使用されていた時の16mmフィルムの接合器。これは初めに右側にセットする接合フィルムのベース部分を付属のヤスリで均一に削っておき、もう一方の左側のフィルムの乳剤面を削り、フィルムセメントを塗ってからすばやく圧着させてフィルムを繋ぐ装置(一寸熟練を要しますが、直ぐに出来ます)。

▲ページの先頭へ

16mmエディター

[製造年]

[製造会社]Seiki Co.

[付属品等]

[サイズ(cm)]25 × 25 × 28

[重量(kg)]4.23

[寄贈箇所など]

[備考]
撮影・現像処理後の16mmフィルムを拡大投映して見る編集用ビュアーです。フィルムの切断する箇所にパンチで印が付けられる。通常ネガフィルムで撮影したフィルムはラッシュプリントを作成して、それをビュアーで観察し必要なカットの長さのフィルムを繋ぎ合わせます。そのプリントフィルムを元にして、ネガフィルムを編集して、それをプリントすれば繋ぎ目のない映画となります。

▲ページの先頭へ

16mm映写機(Bell & Howell)

[製造年]

[製造会社]

[付属品等]

[サイズ(cm)]

[重量(kg)]

[寄贈箇所など]

[備考]
上映プリントの磁性帯に磁気同時録音ができる16mmフィルムの高級映写機です。この映写機には光学録音と磁気録音のヘッドがありますので、いずれの方式で録音されたフィルムでもトーキーの上映が可能です。未だ現役として使用できます。 但し、貴重な16ミリ映画を上映する場合には、16ミリ映写機の取扱い法の講習会を受けた修了証をご持参の方がお使い下さい。

▲ページの先頭へ

Yashica Editor(No.PE1100025)(工学部ろ-8-503)

[製造年]

[製造会社]

[付属品等]

[サイズ(cm)]21 × 30 × 28

[重量(kg)]3.5

[寄贈箇所など]

[備考]
これはフィルム・スプライサー付の8mmビュアーです。フィルム編集の時には、本体ケースの上部・前面を持ち上げてリワインダーを起こしてリールを取付けます。コンパクトになっていますが、現像済の8mmフィルムをビュアーでチェックしてカットする箇所に印を付し、切断したカットをスプライサーで接合する装置です。

▲ページの先頭へ

マミヤフレックスC型プロフェッショナル(マミヤ光機)

[製造年]マミヤセコール80mm,F2.8、105mm,F3.5、135mm,F4.5レンズ、0番セイコー,MXシャッター付。

[製造会社]

[付属品等]

[サイズ(cm)]10 × 12 × 17

[重量(kg)]1.6

[寄贈箇所など]

[備考]
6×6cmサイズの2眼レフカメラで、レンズ交換やカメラバックの交換ができます。間宮精一氏が設計した使い易さを追求したプロ用のカメラです。マミヤフレックスの原型は昭和18年に完成していたが、戦争のため商品化できず、昭和24年にマミヤフレックス・オートマートA型が市販された。同29年に2眼レフに交換機能を付け、フィルムの平面性の問題を解決したマミヤフレックスC型プロフェッショナルを完成した(昭和32年発売)。

▲ページの先頭へ

シバデン SV-700 Video Taperecorder(Ser.No.010013)

[製造年]

[製造会社]

[付属品等]

[サイズ(cm)]42.5 × 27.5 × 42

[重量(kg)]30

[寄贈箇所など]

[備考]
1/2インチ幅の磁気テープにビデオカメラで撮像した映像を録画したり、モニターテレビ上に再生するための装置です。この当時はオープンリール式のテープが使われていました。テープの掛け方は図示の通りにし、録画する場合はビデオカメラからのケーブルをカメラのコネクターに接続後、録音ボタンを押しながら PLAYの位置にレバーを切替える。録画したテープを再生してTVモニターで見る場合は、8ピンコネクターにTVモニターを接続してVIDEOにし、切替えレバーをPLAYにする。またSTILLにして静止画を見る事もできます。

▲ページの先頭へ

National Video Camera VY-53T(Ser. No.011497)ISO規格品

[製造年]

[製造会社]松下電器産業(株)

[付属品等]

[サイズ(cm)]40 × 18 × 27

[重量(kg)]

[寄贈箇所など]

[備考]
AC100V、映像出力;1.4V P-P(75オウム)。Cマウントのレンズを取付けて背面のCRTモニターで確認しながら撮像する装置です。ナショナル・ビデオレコーダーNV-3020SDとセットで購入したものです。1/2インチのオープンリールのテープに最大60分の録画、この時は未だ黒白映像の時代でした。

▲ページの先頭へ

ナショナル NV-3020SDビデオレコーダー(工学部N-30-T2)

[製造年]

[製造会社]

[付属品等]

[サイズ(cm)]39 × 23 × 42

[重量(kg)]30

[寄贈箇所など]

[備考]
AC100V、70W、電子機械工業会の統一1形VTR、製造番号;GD001066J。テープは1/2インチ幅のオープンリール式のものです。カメラまたはTVモニターと接続後、電源スイッチをONにし、録画する場合は録画のPUSHボタンを押し込みレバーを再生の位置に切替える。ビデオの再生以外に静止像にしたり、早送りや巻戻し、再生像はレバーをスローの方向へ動かしてスロー比のつまみで再生速度を調節して見る事もできます。その他、音のアフレコや録画像の編集にも使用できます。

▲ページの先頭へ

ビクターステレオテープレコーダ(千大工S-14-100)

[製造年]

[製造会社]

[付属品等]

[サイズ(cm)]43 × 20.5 × 37

[重量(kg)]30

[寄贈箇所など]

[備考]
このテープレコーダーはアンプを2つ内蔵しているので、左右の音源からの音をオープンリールのテープにステレオ録音し、それを2つのスピーカーから再生する事ができます。

▲ページの先頭へ

コダック視覚濃度計(Kodak Densitometer model 1)

[製造年]

[製造会社]

[付属品等]

[サイズ(cm)]23 × 23 × 23

[重量(kg)]1.63

[寄贈箇所など]

[備考]
透過濃度の視覚測定機です。濃度表示する回転板には既知の濃度のコンティニアスウエッジがあり、初めに濃度目盛を0.00に合わせて中央部と周辺部の明暗を合わせてゼロ調整する。次に試料を測定アパーチュア部におき、中央部と周辺部の濃さを同じにすれば、上部に表示されている数値が求める透過濃度です。視覚による明暗の判断をしますので、2−3回測定を繰り返して正確な濃度が求めます。

▲ページの先頭へ

Hellia 420mm, 1:4.5

[製造年]

[製造会社]

[付属品等]

[サイズ(cm)]

[重量(kg)]

[寄贈箇所など]

[備考]
Voigtlender社製の大口径レンズ、クックタイプの前後レンズを2枚貼り合せた3群5枚構成。自然な描写のボケがある。アンソニーカメラに取付けてポートレート写真撮影の学生実験に使用。10×12インチサイズの写真撮影が可能。

▲ページの先頭へ

Nicola Persheid 480mm, 1:4.5

[製造年]

[製造会社]

[付属品等]

[サイズ(cm)]

[重量(kg)]

[寄贈箇所など]

[備考]
1925年にドイツの肖像写真家ニコラ・ペルシャイトが考案した特殊軟焦点レンズ。球面収差と色収差を適度に残すことにより、シャープな画像の周りに柔らかなボケが出来、肉眼の印象に近い自然な描写となる。

▲ページの先頭へ

オーリコンカメラ(Auricon Cine Voice)Synchronous Auricon Cine Voice model CM-72A(-FM).16mm Sound-on Film Camera, Filmagnetic(Serial No. SS6-31692).

[製造年]1950年

[製造会社]Bach Auricon, Inc., made in U.S.A.(TV Recording,Mode 115V,Serial 309,Y.Narikawa Co.Ltd,Osaka)

[付属品等]Cosminar Television Lens, 25mm, 1:1.4(No.12687)付。

[サイズ(cm)]24 × 27 × 26

[重量(kg)]5

[寄贈箇所など]

[備考]
このカメラと同時録音装置により、磁気録音と光学録音ができます。両方式の録音ができる装置一式がトランクに収納されています。同時光学録音が出来る事がこのカメラの最大の特徴です。

▲ページの先頭へ

オーリコンカメラと録音装置一式

[製造年]

[製造会社]a)カメラ本体とレンズ、b)録音装置:Recording Amplifier model NR(千大工N-2-525), c) 〃  :  〃 (千大工N-30-1)。 d)オールトランジスター磁気録音装置。 e)録音装置:Auricon 16mm Sound on Film Recorder model RT-80(Ser.No.A-5-4129)。

[付属品等]

[サイズ(cm)]

[重量(kg)]

[寄贈箇所など]

[備考]
カメラと同時録音装置により、磁気録音と光学録音ができます。カメラによる撮影と同時に光学録音が出来る事が、このカメラの最大の特徴です。

▲ページの先頭へ

エルモ16mm映写機

[製造年]映写レンズ;Elmo Projection Lens, Prominar, F2.5, 50mm(No.68587)付

[製造会社]Elmo Arc;(文部省N-G-1304)(千大工N-3-608)(Ser.No. LC-31133)

[付属品等]

[サイズ(cm)]120 × 60 × 150

[重量(kg)]

[寄贈箇所など]

[備考]
スタンド支柱上に投映・フィルム輸動装置があり、投映角度を上下に調節するノブがある。また、カーボンアーク棒が最良の状態で燃焼させるために、前後と左右・上下への調節ノブと映写時のカーボンの燃焼を保持する自動送り装置が付いている。投光ミラーの上下・左右 への調節ノブもある。この投映画像は大変に明るいので、屋外の大画面への映写も可能です。

▲ページの先頭へ

エルネマン・B型35mm映写機

[製造年]

[製造会社]

[付属品等]

[サイズ(cm)]160 × 60 × 190

[重量(kg)]

[寄贈箇所など]S52.3.31(文部省より管理換え)

[備考]
昭和12年(1937)に文部省試写室に1組が設置された。 音声を再生するサウンドヘッド付、光源のアークランプはアーチゾール式で機械の走行音が静かである。ツアイス・イコンが1971年に閉業したので、この機種は日本で唯一組、世界でも数台しか現存しない貴重なものです。

▲ページの先頭へ

峰尾スライドプロジェクター

[製造年]

[製造会社]峰尾製作所

[付属品等]

[サイズ(cm)]30 × 26 × 28

[重量(kg)]5

[寄贈箇所など]

[備考]
この映写機は35mmフィルム専用の映写機で、通常のスライド・マウント入りの他にロールフィルムの状態で映写するアダプターもある。また、テープレコーダの音声とシンクロさせて自動的に映写する同期装置も付属している。

▲ページの先頭へ

2連シンクロナイザー

[製造年]

[製造会社]

[付属品等]

[サイズ(cm)]28 × 24 × 20

[重量(kg)]3.6

[寄贈箇所など]

[備考]
映画フィルムの編集時に使用される。ラッシュプリントで必要な各カットの長さを計ったり、編集を終了したフィルムの長さを正確に計るのに使う。特に画面と音声を合わせる場合には、必需品となります。

▲ページの先頭へ

古典的写真入りの額縁(有賀長敏氏の寄贈品)

[製造年]

[製造会社]

[付属品等]

[サイズ(cm)]37 × 45.5 × 4.5

[重量(kg)]2.25

[寄贈箇所など]

[備考]
1)アンブロタイプ;1/2プレートの男性像、一部彩色(ケース付)。 2)ダゲレオタイプ;1/2プレートの夫婦像(ケース付)。 3)アンブロタイプ;1/4プレートの少女像(ケース付)。アンブロタイプは湿板写真法によりガラス板上に写真画像を形成し、その膜面側に黒いビロード布または黒紙を当てケースに収めたものです。本来ネガ像ですが、湿板写真法による画像銀が灰白色のために暗い背景ですとポジ画像に見えるものです。ダゲレオタイプは1839 年にフランスのダゲールが発明を発表した銀板写真です。銀板写真法は、鏡面状に磨いた銀板または銀メッキした金属板によう素蒸気と臭素蒸気を当てて感光性を持たせ,カメラで撮影後に水銀蒸気で現像し、チオ硫酸ナトリウム水溶液で定着・水洗して作られます。表面を擦ると画像が損傷しますので、ケースに入れガラス板でカバーしてあります。

▲ページの先頭へ

レオナルド・ダ・ヴィンチの動画

[製造年]

[製造会社]

[付属品等]

[サイズ(cm)]80 × 90 × 5.5

[重量(kg)]

[寄贈箇所など]

[備考]
No.56-60は、昭和38年に東京国立近代美術館フィルムセンターで開催された「ウオルト・ディズニー展」で展示されたものの一部です。いずれもアニメーションの原点である動きを表現したもの、或いは動きを観るものです。No.56はレオナルド・ダ・ヴィンチ描いた人体の動きの図で、彼はノートに大変多くのスケッチ画を残しています。

▲ページの先頭へ

エジプトの壁画(レスリングの動画)

[製造年]

[製造会社]

[付属品等]

[サイズ(cm)]123 × 10 × 215

[重量(kg)]

[寄贈箇所など]

[備考]
No.56-60は、昭和38年に東京国立近代美術館フィルムセンターで開催された「ウオルト・ディズニー展」で展示されたものの一部です。いずれもアニメーションの原点である動きを表現したもの、或いは動きを観るものです。 No.57とNo.58はいずれも動きを表現した壁画です。エジプトの壁画は紀元前3千年のものであり、8本足の猪の絵はスペイン・アルタミラの動物壁画でしょうか。フランスのラスコー洞窟にも動物の壁画がありますが、これらは今から1万−2万年前に描かれたものです。

▲ページの先頭へ

猪の壁画(動画)

[製造年]

[製造会社]

[付属品等]

[サイズ(cm)]123 × 7 × 188

[重量(kg)]

[寄贈箇所など]

[備考]
No.56-60は、昭和38年に東京国立近代美術館フィルムセンターで開催された「ウオルト・ディズニー展」で展示されたものの一部です。いずれもアニメーションの原点である動きを表現したもの、或いは動きを観るものです。 No.57とNo.58はいずれも動きを表現した壁画です。エジプトの壁画は紀元前3千年のものであり、8本足の猪の絵はスペイン・アルタミラの動物壁画でしょうか。フランスのラスコー洞窟にも動物の壁画がありますが、これらは今から1万−2万年前に描かれたものです。

▲ページの先頭へ

ギリシャの壷(支柱付)

[製造年]

[製造会社]

[付属品等]

[サイズ(cm)]137/39 × 46/39 × 43/71

[重量(kg)]

[寄贈箇所など]

[備考]
No.56-60は、昭和38年に東京国立近代美術館フィルムセンターで開催された「ウオルト・ディズニー展」で展示されたものの一部です。いずれもアニメーションの原点である動きを表現したもの、或いは動きを観るものです。No.59のギリシャの壷には走る人間が描かれており、壷を回転させるとその動きを見る事ができます。

▲ページの先頭へ

プラキシノスコープ(Praxinoscope)

[製造年]

[製造会社]

[付属品等]

[サイズ(cm)]111 × 58 × 65

[重量(kg)]

[寄贈箇所など]

[備考]
No.60は1877年にフランスのレイノーが特許にした動画の鑑賞装置です。夫々に一連の動きを描いた12枚の絵とその内側に12枚の鏡があります。外枠を回転させると、動きが見られます。「薪割りの男」と「棒を回す少女」の2種類がありますが、この装置はスリット式のゾートロープよりも鮮鋭な動画像が見られますし、何処の位置からでも同じ動きが見られます。

▲ページの先頭へ

ストロボ高照度装置,東芝SX-2-B

[製造年]昭和39年製造

[製造会社]

[付属品等]

[サイズ(cm)]

[重量(kg)]

[寄贈箇所など]

[備考]
従来のストロボ装置に高照度用付属装置を組合わせて使用する事により、連続閃光を発する。キセノン放電管の色温度は6000Kで大変に明るい。このストロボを高速度で回転している物体に明滅光を照射し、静止して見える様に周波数調整すると被測定物体の回転数等を測定できる。また、運動物体に適当な周波数にセットした明滅光を照射して写真撮影すると、ゴルフやテニス等の早い動きを数枚から十数枚の連続写真が記録できる。

▲ページの先頭へ

スタジオ用大型ストロボ照明装置

[製造年]

[製造会社]コメット社

[付属品等]

[サイズ(cm)]

[重量(kg)]

[寄贈箇所など]

[備考]
ストロボ照明は閃光時間が短くて光量が強いが、大量の電力を必要としない。また、光の回り込みが良い事と照明時の発熱が無い等の利点があり、多くの営業写真館で利用されている。このスタジオ用ストロボ照明装置は、メインライト(SM-12電源)、スカイライト(S-6D電源)、フロント・バックライト(CM-12電源)から成る。

▲ページの先頭へ

ニコン・シャドウグラフ

[製造年]

[製造会社]日本光学工業(株)

[付属品等]

[サイズ(cm)]45 × 65 × 145

[重量(kg)]200

[寄贈箇所など]

[備考]
この装置は一般に「万能投影機」とか「精密投影機」と呼ばれているもので、微細部を拡大投影して精密な測定を行う機器です。照明装置は透過光と反射光が用意されていますので、色々な試料の測定に使えます。使用するレンズにより、10〜100倍に拡大できます。また、スリ硝子のピントグラスを外してカメラの取枠が装着できますので、拡大像を写真感光材料上に記録もできます

▲ページの先頭へ

Joyce Loeblマイクロデンシトメータ

[製造年]

[製造会社]

[付属品等]

[サイズ(cm)]70 × 90 × 47

[重量(kg)]

[寄贈箇所など]

[備考]
写真画像の鮮鋭度や粒状性を調べるのにマイクロデンシトメータが使われます。この機器の場合、試料を透過した光がスクリーンに投影されるときの光学系の倍率が×2.2ですので、×10の対物レンズでは22倍の拡大像となります。そのスクリーンの開口スリット幅を1.1mmにセットしますと、試料面上ではその1/22の50μmの範囲を観察する事になります。測定の目的により、スリット幅と高さを調整します。被測定物の大きさと濃度差により、数種類あるアームから適合するものを選び、また適切なコンティニュアス・ウエッジを選びます。試料を走査した結果は、専用のA4記録紙にペンで記録できます。使用したウエッジのΔD/cmとパンタグラフの応用であるアームの拡大率から、試料上の微小濃度変化と距離を正確に測定する事ができます。

▲ページの先頭へ

パナコピー・スライドプロセッサーカメラ,KV-3500

[製造年]

[製造会社]

[付属品等]

[サイズ(cm)]

[重量(kg)]

[寄贈箇所など]

[備考]
線画・写真両用の白黒スライド作成機です。昭和55年(1980)のカタログに、この機種が63万円とあります。本装置はスライド原稿を資料台に置いて、ファインダーを覗きながらカメラ本体を上下させて大きさと焦点合わせを行います。タイマーをセットしてフィルムセットレバーを左へ押すとフィルムがセットされ、スタートスイッチを押すと照明ランプが点灯して撮影、続いて現像・乾燥が自動的に行われます。約40秒後に作像されたスライドが出てきます。それを定着装置に挿入すると2秒後に出来上がりです。

▲ページの先頭へ

パナコピー・スライドプロセッサーカメラ,KV-5500

[製造年]

[製造会社]

[付属品等]

[サイズ(cm)]

[重量(kg)]

[寄贈箇所など]

[備考]
この機種は電子写真法と特殊現像機構および有機光半導体の採用により、鮮明なカラースライド画像を簡単に原稿から作成する装置です。撮影からカラースライドが出来上がるまでが僅か2分で、暗室も不要です。

▲ページの先頭へ

ワンカラースライドプリンター,KV-100M

[製造年]

[製造会社]

[付属品等]

[サイズ(cm)]

[重量(kg)]

[寄贈箇所など]

[備考]
このプリンターはポリエステルベースにジアゾ感光材料を塗布した乾式ジアゾフィルムを使用します。そのフィルムは近紫外線により活性化され、加熱の有無で反転発色反応あるいは分解反応を起こします。現像が2分、定着が5分でブルーのスライドが出来上がります。

▲ページの先頭へ

組立カメラ一式

[製造年]

[製造会社]

[付属品等]

[サイズ(cm)]29 × 18 × 26.5

[重量(kg)]

[寄贈箇所など]

[備考]
組立カメラは木製蛇腹式の暗箱で、カメラの基本的機能を理解する上で大変に有用のために、長年写真の学生実験に使用されました。組立カメラのケースには、折りたたまれたカメラ本体と取枠・レンズとソルントンシャッター・冠布を収納します。その他に今では珍しい木製の三脚とフィルムを装填するためのシースなどがあります。このカメラはキャビネサイズ(12×16.5cm)の撮影ができるタイプで、4×5インチと手札サイズの感光材料も使えます。また、ビューカメラ程の自由度がありませんが、レンズを装着した前部のライジングとティルト、ピント硝子面のある後部ティルトによるアオリ撮影も可能です。

▲ページの先頭へ

写真密着プリンター

[製造年]

[製造会社]

[付属品等]

[サイズ(cm)]35/22 × 38/26 × 36/25

[重量(kg)]

[寄贈箇所など]

[備考]
写真ネガから密着印画紙に焼き付ける装置です。大きい方は20.5×15.5cmサイズまで。小さい方は15.5×11.0cmまでの密着プリントができます。ネガの乳剤面を上にしてガラス板上に置き、その上にガズライト印画紙の乳剤面を下向きにして載せます。押し込んで密着させると焼き付けランプが点灯し、焼付けが終了すると安全光が点灯する様に作られています。

▲ページの先頭へ

折畳式写真修整台

[製造年]

[製造会社]

[付属品等]

[サイズ(cm)]29 × 27 × 10.5

[重量(kg)]

[寄贈箇所など]

[備考]
この修整台は大変にコンパクトに作られていますが、キャビネサイズ(16.5×12.0cm)のネガのペンシルレタッチングに使用されました。修整するネガ面を修整し易い角度になるように修整台を組み立て、外光または室内光がネガに当るようにミラーの角度等を調整します。修正はニスを塗って乾かしてから、先を尖らせたHBかFの鉛筆で銀粒子の濃淡を作るように運筆します。

▲ページの先頭へ