非接触3次元デジタイザ VIVID910ミノルタ㈱社製 |
![]() |
CLASSIIに該当するレーザー機器であるが,開眼状態での顔の3次元形状データを非接触でデジタイジングすることが可能である。下の窓よりレーザーを物体に照射し,その反射波を上の窓により読み取り,画像処理の後に対象物表面の3次元形状データを得る。クレイモデル,スタイロフォーム,木製などで作成された物体は適切に読み取ることができるが,金属のように光沢の強いもの,エッジがあるものの読み取りは困難である。また,測定可能の大きさは1000×1000×1000程度であるが,分割して測定した形状データを一つのデータに統合することは比較的容易である。下図に読み取り例と,光造形装置での同形状の出力例を示す。左より,対象物,デジタイザにより取り込まれた3次元形状,光造形装置により再現した物体を示す。現在のところ,本デジタイザに関しての使用料は検討されていない。 ![]() |